だいぶ前に交換せな! と、言っていたサーバー用に使ってる UPS の BY50S のバッテリーをようやく交換したわ。
BY50S は 2009年発売のそこそこ古い型の製品だけど、今だとわりかしディスカウントされててコスパ良いブツね。
で、交換用バッテリーはコチラ。
2011年の震災時に買ってからの初バッテリー交換だから、だいたい3年半くらいかしら。
録画鯖だけの運用だったんだけど、ファイル鯖も UPS につないでみたらバッテリー交換のアラートが鳴ってしまって精神衛生上でもアレだし交換する事になった次第。
ちなみに、録画鯖だけだと30~40Wの消費電力でまだ余裕あるんだけど、ファイル鯖もつなぐと 150W 超えて、それでもってバッテリー劣化による容量低下とかさなってバッテリー交換アラートが出たみたいね。
この時の状態で自動シャットダウンテストしてみたら、1分もバッテリーが持たずに落ちてしまったわ。
メーカー公表の資料によると、300W 接続時で3.5分持つから 150W なら単純計算で7分になるから、1/7 以下まで容量が減ってたってことかしら。
バッテリーはコレ
箱はシンプル。
箱の右側に製造年月のシールが貼られているわ。
コレの場合は 2014年12月 製造ね。
鉛バッテリーは充電しないで長い間放置しておくと使えなくなるから、コレが1年くらい前だったら購入店かメーカーに問い合わせて交換してもらった方がいいわ。
箱を開くと説明書類と緩衝材につつまれたバッテリーが。
バッテリーは重いから、横にして緩衝材を引き抜くといいわね。
緩衝材につつまれた黒いのがバッテリー本体。緩衝材をひっくり返すとスポっと抜けるわ。
※落とさないように注意☆
バッテリー本体はコチラ。
なんか透明なテープなんかにくるまれてるけど、コレはそのまま使用するから剥がしたりする必要はないわよ?
※私、間違って剥がしたww (ノ゚∀゚)ノ
いざ、バッテリー交換
BY50S はバッテリーのホットスワップに対応してるけど、交換中に停電とか起きるとアレだし、バッテリーの取り扱いは慎重にしたほうが良いから電源をOFFってからすることをお勧めするわ。
接続機器の電源を切って、UPS本体もOFF。
して、もろもろのケーブル、接続機器も外して、UPSの電源ケーブルもコンセントから外していざ、作業開始ね。
バッテリー カバーを外すには底辺にあるネジを外す必要があるわ。
ネジは大きいプラス穴だから、大きい方のプラスドライバーが必要ね。
ネジを外すとカバーはそのまま向かって上方向にスライドさせて外すことができるわ。
カバーを外したら、バッテリーについてるタグ(というかラベル)を軽く引っ張ればおk。
タグ(というかラベルのシール)に赤い線があるから、そこまで引き出して、バッテリーにつながってる電源端子を外すんだけど、端子を外すには結構チカラが必要になるから注意ね。
端子を外す際は、端子の根元をしっかりつかんで小刻みに左右に(写真だと上下方向に)グラグラさせながら引っ張ると抜けやすいかも。
先に赤い方の端子を外すと楽ね。
端子を外したら、バッテリーを完全に引き抜いて新しいバッテリーを挿入。
今度は逆の手順で端子を接続して、カバーをして、UPSの電源を入れればバッテリー交換は完了。
UPSの電源を入れると起動時のバッテリーチェックが行われて、UPSが使用できるようになるわ。
後は接続機器とかを元の状態に接続しなおして完了ね。
Power Act Pro の設定を更新する
最後に、Power Act Pro 上でバッテリー交換日の設定を更新してもろもろの作業は終了。
コレが手動設定なのがちょっとめんどくさいけど、年に何回もあるもんでもないし、気にしない。気にしない。
ちなみに、この画面の注意書きは常に表示されてるモノで、別に入力した内容が間違ってるって意味じゃないからご安心を。
…私は何度か内容確認してしまったけどねー。まぎらわしいふぁっきん (「・ω・)「
交換した古いバッテリーはオムロンに送るべし
鉛バッテリーはリサイクル法的なアレで勝手に廃棄とか粗大ごみとして捨てたりしちゃいけない事になってるから、書類に必要事項を記入して、適当な段ボールに包んでオムロンに送ればおk。
詳しくはオムロンのリプレイスサービスのページを参照。
ページだと書類を印刷ってあるけど、そこらへんの書類はUPS本体やバッテリーのパッケージに付属してるから、それを使えばいいわ。
ただ、送料はコチラで払う事になるから注意ね。
送料元払いなのよね。
一番安いのだと郵便局の定型外郵便(4kg以内)で1000円ちょいになるのかしら?
そこらへんの詳しいのはまた次の機会にでも。
いじょ。UPSのバッテリー交換してみた回でした。