ここで残念なお知らせデス。

「ねんがんの~」と期待満々で購入した Quadro K600 ちゃんだけども、目的の機能を利用するには更なる出費が必要ということで手放すことにしたわ。

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で、目的の機能っていうのは初回記事にも書いた立体視モデリングなんだけど、

 

 

立体視モデリングするために問題になった点

とりあえず箇条書きで。

 

  • 立体視対応のモニターの発色が悪いから新しいのが欲しくなった
  • Quadro 以外に接続されているモニターに立体視モードのウィンドウを移動するとフリーズする

 

 

 

立体視対応のモニターの発色が悪いから新しいのが欲しくなった

記事掲載時で持ってる立体視対応モニターは LG の W2363D。

TN パネルで 120Hz 表示対応な製品なんだけど、 TN パネルの特性で視野角が狭いというのがあるのね。

 

ゲームをする場合は視野角の狭さによる色の変化は気にならないんだけど、グラフィックコンピューティングをするには色の再現性が結構気になるレベル(あくまで個人の感想)なのよ。

いつぞやも書いた気がしないでもないけど、モニター上部と下部で色が違って見えるというのは結構致命的だわ。

 

これを解消するには新しく発色の良い 120Hz 対応モニターを買わないといけなくて、しかも TN パネルじゃないのとなると結構いいお値段のモニターになってしまうのよ。

 

 

Quadro 以外に接続されているモニターに立体視モードのウィンドウを移動するとフリーズする

ゲームもするから GeForce も接続してマルチ GPU 状態なんだけど、立体視モードにした後に GeForce に接続されているモニターにそのウィンドウを移動させると、そのアプリケーションがフリーズしてしまうのね。

これを解消するには全部のモニターを Quadro に接続すればいいんだけど、4画面全部接続 (後で Oculus Rift も来る) となるとさらに上位版の Quadro を~という展開にするか、2画面で我慢するかという2択になって、これまた困った展開になるのね。

 

 

そんな感じで、現状の設備では実用に向かないという結論に

快適な立体視モデリングへの道はまだまだ遠いわー。

とりあえず、今回は Quadro をさわることができてそこそこ満足できたから、無駄ではなかったと思う次第。

 

 

 

オマケ

ちなみに、OpenGL や DirectX の実行デバイスを外側から指定できないかしらと思ってたんだけど、Quadro を導入する事で OpenGL に関しては選択できるようになるわ。

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nvidia コンパネの「3D 設定の管理」「OpenGL レンダリング GPU」が追加されるから、そこで使用したい GPU を選択すればおk。

アプリケーション毎に設定もできるから、CINEMA 4D でステレオ表示を使用する場合はここで Quadro を選んで「ステレオ – 有効にする」をオンにすればいいわ。

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もひとつ、Quadro を接続することで「ワークステーション」の項目が追加されるんだけど、ここらへんの使い方がよくわからんかったので割愛。

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なんかいろいろ細かい状態を確認できるみたいね。

 

 

ということで、また Quadro に手を出す機会があったら(活用できる環境が整ったら)細かくレビューしてみようかと思う次第。

 

 

 


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