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ドーモ、ビジター=サン。神楽坂柚です。

Quadro でちょっと浮かれつつも K600 の性能はやっぱビミョーな感じがしないでもない気がしない感じがして、もっと良いヤツが欲しいと思っちゃったりしてる次第。

さて、今回は GeForce と比べて Quadro のココがスゴイという部分を(主に外部の記事を参照して)アレコレ語ってみようと思うわ。

なんで自分で全部していないかというと。ハイエンドグラフィックスユーザーじゃないから。

Maya とか Solid Works とか AutoCAD 持ってないから。実用的な部分でははっきり言って Quadro 使うほどの環境は必要としてないのよね。私(´・ω・`)

 

 

 

とりあえず参考にさりそうな記事とか

ちょっと小難しい記事だけど、プロフェッショナル向けなのでこれくらい理解できないと(ry

菱洋エレクトロ株式会社 : QuadroとGeForceの違い

デザイナー視点で見た3DCG : SPECviewperf による検証 ~ 賢いビデオカード選び

ASCII.jp : NVIDIA Quadroでクリエイターデビューしよう!

 

いきなり丸投げでサーセン。

ここらへん見て理解できれば下記の私の記事は読み飛ばしてもおkだと思うわ。

 

 

 

Quadro と GeForce の違いを簡単にまとめてみる

だいぶ私見はいってるけどだいたいこんな感じ。

注目点は赤いトコロ。

Quadro GeForce
価格 高い 安い
CUDA性能 ベースコア相当※ ベースコア相当※
Direct3D性能 ベースコア相当※ ベースコア相当※
OpenGL性能 高い 低い
倍精度浮動小数点
演算性能(double型)
高い
(float比 0.06)
低い
(float比 0.01)
10bitチャンネル出力 対応 非対応
マルチディスプレイ 対応
(より細かい調整が可能)
対応
保証期間 3年 1年くらい
(ベンダー毎に異なる)
正式サポートアプリ 多い 少ない
(動かないこともない)
立体視機能 OpenGLのステレオバッファを使用
(3DVisionキット利用可能)
3DVisionのみ
動作安定性 高い 低い

※ベースコア相当:ベースとなるGPUコアの型番が同じければ、クロックに応じてほぼ同じ性能になる

 

演算性能で比較すると、最大のメリットは OpenGL 関係。特に double 型の演算性能が高いコトね。
※それでも float 型に比べるとだいぶ重いんだけど

これはハイエンドグラフィックでは精度が重要になるから double 型の利用率が高くて、必然的にその計算回数が増える事になるわ。

 

とはいえ、Quadro はお値段高いから、同価格帯の GeForce と比べちゃうと総合的に演算性能は劣ってしまうことになるんだけど(白目

実際、Quadro K600 と GeForce GTX 660 で比べた場合、圧倒的に GeForce の方が計算能力高いわね。

 

 

 

演算性能以外に Quadro が優れている点

演算性能以外に優れている所は、サポート最大表示色チャンネル数ステレオバッファ対応対応アプリケーションの多さかしら。

GeForce でもハイエンドモデルは正式サポート対象になっている場合が多いけど、Quadro の場合はボードの設計、製造メーカーが nvidia のみ行っているから、GeForce みたいに無数の派生機種が無くて(ほぼ)確実に動作テストが行われているわ。

要は、より限られた環境でのテスト・開発が可能で、ソフトウェアメーカーもサポートしやすいから、より制度の高い動作を期待できるというワケ。

 

わかりやすく言えば、A社の GeForce だと正常に動くけど、B社の GeForce だとうまく動かないという状態にならないのよ。

Quadro は nvidia だけだから、旧機種からの互換性とかも含めてより確実な動作環境を得られるという事になるわ。

 

ソフト屋の視点で例えると、iOS アプリは Apple の iPhone/iPad のみテストすればいいけど、Android アプリはいろんな会社が出してるスマホでテストしないといけないから開発コストがかさんで正式サポートするのが難しいというアレね。

 

とはいえ、ワークステーションの動作環境はグラボだけで決まるわけじゃないから、Quadro なら確実ってわけじゃないのも気に留めておく必要があるわ。

もっとも、確実に安定動作させたいならメーカー製のワークステーション買った方が(ry

 

 

 

10bit チャンネルは Quadro だけ

もち、nvidia 製品に限った話ね。
※Tesla? NVS? いいえ、知らない子ですね

 

ビジュアルコンピューティング(DTPとか)では 8bit チャンネル(いわゆるフルカラー)じゃ色の正確性が足りない場合もあるとかナントカ。

10bit チャンネルはそのフルカラー以上の色を表現できる機能よ。

RGB が各 10bit で合計 30bit 。フルカラーは 24bit だから表現できる色の幅はかなり広くなるわ。

 

これによってビミョーな色の違いの表現や、マッハバンド(グラデーションのシマシマ)の低減が行えて、より正確な色表現が行えるというワケ。

 

とはいいつつも、フツーのアプリが 10bit チャンネルをサポートしていることは無いから、これまたこの機能をサポートしている専門アプリが必要になるわ。

私が確認した範囲だと、Photoshop、Premiere、AfterEffects は対応してるっぽいわね。

あと DirectX (Direct3D)も仕様上ではサポートしているわ。

 

アプリとあわせて、10bit チャンネルをサポートしているディスプレイも必要ね。

一般に売られているディスプレイは 24bit カラーまでの場合が多いから、EIZO の ColorEdge とかのお高いディスプレイが必要になるわ。
※入力はサポートしていても肝心の液晶パネルが 24bit までとかあるし。

 

 

 

そんなワケで

素人にはオススメできないブツであると思うのでした。まる。

 

 

 


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