はい。 そゆわけで、CINEMA4D で立体視モデリングしたいというだけの理由で Quadro K600 買ったわ。
新型が近々発表されるという情報をついったで貰っていたけど、ヒャア!もう我慢できねぇぜ!とばかりにポチってしまったしだい。
同価格帯の K620 は K600 と比べて演算ユニット2倍、メモリー2倍ですねって。
でも私は後悔していないわ。
欲しい時が買い時。某家電芸人も言っていたじゃない(震え声
時はカネなんちゃらともいうし。うん。
…それはともかく、以前試した PCIe x1 経由での接続で使用になるわ。 あ、Quadro と GeForce との違いって何? とか、Quadro 使う利点は? というオハナシはまた今度にでも。 かくいう私も Quadro の利点ってほとんどわかってないのよ。
とりあえず開封の儀。的な?
まず外箱(化粧箱)を開けると中に梱包材的な段ボール製のシンプルなハコ。 中身は3層で、1段目は本体とD-SUBアダプター。
2段目にはDisplayPort-DVI変換ケーブルとロープロファイルブラケット。 おまけに1段目から落ちてきたアダプター。
ちなみにこの変換ケーブル、DVIのデジタル専用でシングルリンクになるから注意。
コネクターを見るとデュアルリンクもいけるかと思ったけど、実際使ってみたらシングルだったわ。
※DisplayPort の仕様上、DVIデュアルリンクで出力できるかはソース機器の対応しだいっぽい?
3段目には説明書とユーティリティディスク。
説明書は意外と分厚いけど、中身は同じ説明がOS別に記載されてるだけで、書いてあることは一般的な事ね。
本体は1スロット使用。
GeForce で言うところのローエンド相当のコア(演算ユニットが1セットですヨ)だけあって、クーラーは小型ね。
回転数は2000くらいだけど、音は気にならなかったわ。 ※他のファンの音にまぎれて判別できないとも言う
続いて設置の儀。的な?
本体はPCIe x1 変換ケーブルを使って接続。 空いてるスロットカバーにネジ止めだけしてぶらりんこ状態↓にしたわ。
ロープロファイル対応だから、通常のブラケットの所に固定しても下に隙間ができて変換コネクターかましてもバッチリ(?)ね。
後から見るとこんな感じ。 写真だと DisplayPort の方にケーブルささってるけど、今は DVI の方にデュアルリンクケーブル使って立体視用モニターに接続しているわ。
既に注釈で書いてあるけど、DisplayPort – DVI 変換ケーブルをかますとシングルリンクになってしまうみたいで FullHD で 120Hz の出力ができなかったのよ。ぐぬぬ。
そして、ねんがんのりったいし。的な?
CINEMA4D でステレオ表示をONにしてヒャッホイできました。まる。
眉毛や髪のあたりの像が2重になっていて、グラス越しの目の部分がちゃんと見えていることがおわかりいただけるだろうか。
OpenGL のステレオバッファが利用できるようになったことで、 CINEMA 4D のビューポートが見事に立体的に見えるようになっているではないか!
実際ウレシイ!
ユウジョウ!
などとニンジャめいた叫びを心のなかで上げつつニヤニヤしてしまったわ。
とはいえ、ここに至るまでにアレコレ問題あったし、ステレオバッファ使う時にも制限とかあって踊り狂うほど喜べないトコロもあるんだけどね(´・ω・`)
最後に、ベンチマークの儀。的な?
グラボのレビューといえばコレ。ということで簡易ベンチだけどもスペックの目安にでも。
※ただし、Quadro K600 は PCIe x1 接続です。
まずは CINEBENCH R15 の結果。
GeForce GTX 660 が 83fps くらいで、Quadro K600 が 28fps くらい。
実に3倍ちかくの差が出てしまったわw
いくら Quadro が OpenGL に最適化されてるとはいっても、コア的にローエンドだしこれはもう、うん。
続いて DirectComputeBenchmark (OpenCL) の結果。
3723 対 657。
5.6倍の差がww
これはもう単純にクロックと演算ユニット数の差ね。
ちなみに、nvidia コントロールパネルで CUDA 演算デバイスを「すべて」にすると GeForce と Quadro を併用できるから、速度マシマシになるわ。
外部から強制的にアレする事になるから、アプリケーション側からは選んだデバイスのスペックしかみれないけど、SLI を使わずにイケるというのは便利ね。
締め
細かい事とか面倒事、Quadro のココがスゴイ!的な事はまた次の機会にでも。
Quadro の利点は単に演算スコアだけじゃないんです(キリッ