1年くらい前からちらほらあったけど、去年年末あたりから一気にその数が増えてきた感じのED治療、B-CASカード販売関係のスパムメール。
1日に10件以上くると流石の私もプッチンしそうになったので、ちょっくら本腰入れて簡単な対策してみたわ。
ということで、今回はその手順の紹介。
メーラーは Thunderbird 。バージョンは現時点での最新版だから、バージョンアップしたら操作方法が変わるかもしれないからそこのところは注意ね。
さくっと手順だけ紹介
細かい意味とかは個別に調べてもらうとして(例によって丸投げ)排除したいスパムだけをターゲットに設定するわね。
まずは、呆れるほどのスパム量の中から、おもむろにターゲットにしたいメールを選択。
メール内容の右上にある「その他」→「メッセージのソース」をクリック。
ちょっと頭が拒否反応起こしそうな謎の文字列(メールの生データ)が表示されるから、その中で一番最後に現れる「Received:」の列を特定する。
今回の場合は下記の列ね。
Received: from customer.worldstream.nl (unknown [190.105.102.61])
太字の部分が設定上の注目ポイント。後で使用する部分よ。
補足:
この Received の項目はどのメールサーバーを経由して送られてきたかを示すもので、一番下から記録されていくわ。
つまり、一番下が発信元として使用されたメールサーバー(発信者じゃないから注意)ということになるわ。
私のトコロに大量に送られてくるED治療とB-CAS販売のスパムメールは全てこのアドレスから送られてきているから、これをキーにフィルタリングしようというヤツね。
続いて件のメールをフィルタ(分別)するために Thunderbird のメニュー 「ツール」→「メッセージフィルタ」をクリック。
メッセージフィルタのウィンドウが表示されるから、スパム分別用のフィルタを選択して「編集」をクリックするか、無ければ「新規」をクリックしてフィルタを作成。
「いずれかの条件に一致」にチェックを付けて、「以下の動作を実行する」の部分を「メッセージを移動する」と「~のゴミ箱のフォルダ」に設定。
条件(「件名」ってなってるところ)のリストから「カスタムヘッダ…」をクリック。
「追加するカスタムヘッダ」に先ほどの「Received」を入力して「追加」をクリック。
下のリストに追加されたのを確認したら「OK」をクリック。
そしたら再び「条件」の部分をクリックして、先ほど追加した「Received」を選択。
同じ列のテキストボックスに「customer.worldstream.nl 」と入力。で、「OK」をクリック。
これで customer.worldstream.nl から送信されてくるメールをスパムとしてゴミ箱に自動的に放り込むことができるようになるわ。
ただし、customer.worldstream.nl 経由で送られるメールもスパム判定になるから、ゴミ箱を空にする前に大事なメールが間違って入っていないかチェックしてね。
「今すぐ実行」をクリックしてちゃんとスパムメールがゴミ箱送りになるか確認できたら、このウィンドウを閉じて設定は全て完了よ。
最後に
どのスパム判定もそうだと思うけど、この方法も万能とは言い難いけど、それなりに効果はあるんじゃないかしら。
とはいえ、スパム発信者も定期的に内容を変えてくるから同じ設定じゃいつまでも通用しないんだけどね(ヽ´ω`)