複数のPCを使っている時に、あのサイトのIDとパスワードなんだったけ? となることが多いから、ちょいと今ウワサになってるトレンドマイクロのパスワードマネージャーを使ってみることにしたわ。
ちなみに今までは良く使うサイトに関してはメモ帳(物理)に手書きでしてたのよん。
※他のは指紋認証ツール使ってるのだよ(ドヤァ
仕事とか職場で使うレベルだったらコレはマズいけど、基本、自分の部屋の中だけだったし、それが外部に漏洩するとかは基本的に無いレベルだったから。
けど、パスワード書いたメモ帳が行方不明になったり、別の部屋で作業したり、布団の中に入ってからメインPCのあるデスクまで取りに行ったりとかメンドクサかったから(どんだけ無精者w)、とりあえず使ってるPCとスマホに全部つっこんで同期して使えて便利と一部界隈(?)ウワサのパスワードマネージャーを使ってみようじゃないかと。そういう事があったのよ。
で、最初は無料版で使い勝手を試してみたんだけど、思いのほか良かったから有償版に変更してみたわ。
※けど、今後利用し続けてやっぱイラネってなる可能性もアリ
そうそう、トレンドマイクロと言えばウィルスバスターとかであんまりいい話聞かないけど、企業(エンタープライズ)向け製品はかなりしっかりしてるから、セキュリティベンダーとしては信用はして良いと思うのよ。
ウィルスバスター使ってないけど。嫌いだけど。
少なくとも、名前の知らないメーカーとかが作ったセキュリティソフト使うよりはよっぽど信用できるわね。
ちょっと問題発生
Windows8Pro が入っている Eee Slate B121(法人版)にコレつこんだら、パスワードマネージャーのコンポーネント(ブラウザーのプラグインとか)がフリーズしてブラウザーが動作しなくなってなってしまったわ。
詳しい原因は今のところ不明。
何かわかったら追記しようと思うけど、たぶん、バージョンアップとかでいつの間にか解消してる可能性もあるかもね。
パスワードマネージャーとは
パスワードマネージャーはWebページ上で使用する数多のパスワードやIDを一元管理して、自動入力を行えるようにするツールよ。
昨今のセキュリティ事情的に、複数のサイトで同じIDやパスワードを使いまわすことは超危険。
そこで、このパスワードマネージャーを使ってサイト毎に作った数多のIDやらを管理、入力させちゃおうというワケよ。
もちろん、パスワードマネージャー内に保存されたデータは厳重に暗号化されていて、万が一データが外部に漏れたとしても内容を解読する事は事実上不可能というレベルで保護されているわ。
データはトレンドマイクロが管理するクラウドストレージ上にも保存されて、複数のPCやスマホ上から利用する事が可能というのがポイントかしら。
パスワードマネージャーを使用するためにはトレンドマイクロアカウントが必要になるわ。
このアカウントはトレンドマイクロのユーザーアカウントね。
既に他製品でユーザー登録時に作成していればそれを使えばいいし、無かったら無料で作成できるわ。
パスワードマネージャーの利用開始時に新規で作成する事も可能よ。
ちなみにコレがパスワードマネージャー上でのアカウント作成画面。
メールアドレス、アカウントのパスワード、ユーザーの名前、電話番号を記入すればおk。
ちなみのちなみに、私はコレを使う前からメインPCでは eikon (指紋認証デバイス)と Protector Suite 2012 を使用しているわ。
機能的にはこの組み合わせの方が強力なんだけど、お値段それなりで複数のPC間で共有するのが激しくメンドクサイというのもあって、この度パスワードマネージャーを使用してみようじゃないかとなったわけなのよ。
対応環境
使用できるブラウザーはWindowsであれば IE、Chrome、Firefox の3つ。
Macは…調べてないっす(ノ゚∀゚)ノ
スマホなら iOS と Android で使えるわ。
OSバージョンとかの詳しい情報は製品ページをチェックしてねん。
私の方で動作確認できたのは次の環境。
Windows7Pro
- IE10 (更新バージョン10.0.4 /KB2817183)
- Chrome (25.0.1364.97 m)
- Firefox (18.0.1)
iOS 6.0
使い方:基本
後から考えたら実は怖い事だと気付いたんだけど、実はコレ、ブラウザーに記憶されているパスワードをインポートできるのよ。
とういう仕組みなのかしら…。ううむ。
ま、それはともかく()
まずはブラウザー起動後にパスワードマネージャーを有効化(ロックの解除)させる事になるわ。
無効化状態にしとけば余計な事はしてくれないけど、いろいろお世話してもらいたい時には有効化させるというカタチね。
パスワードマネージャーへのアクセスはブラウザーのツールバーから行うわ。
ツールバー上のアイコンをクリックすると有効化するためのマスターパスワードの入力を求められるから、入力して「ロックの解除」をクリックすればおk。
※マスターパスワードは使用開始時に設定を求められる
ブラウザーを閉じるか、環境設定で指定した時間が経過するまで有効化した状態になるわ。
使い方:登録してあるサイトを直接開く
パスワードマネージャー上に登録してあるサイト(とパスワード)は上記ツールバーから直接アクセスすることができるわ。
まあ、ここらへんはパスワードマネジメントツールの基本機能ね。
下の画像は無償版の場合ね。
有償版になると制限が外れて全部が使用できるようになるわ。
で、パスワードマネージャーのアイコンをクリックして表示されたリストから開きたいサイト(の登録名)をクリックすればおk。
別タブでそのサイトが表示されて、自動的にパスワード入力されて、可能であれば自動的にフォームの送信ボタンがクリックされるわ。
使い方:今開いているサイトでパスワードを自動入力する
登録してあるサイトを開くと、パスワードを入力するか確認するメッセージが表示されるから、左側のボタン(登録サイト名が表示されてるボタン)をクリックすればおk。
自動ログインもオプションで可能だけど、私としてはそこまで自動化されると知らないうちにログインしちゃうのが嫌だから余計なお世話ということでOFFにしているわ。
一度キャンセルしたけど、やっぱり自動入力させたい時はページの更新をすると再表示されるわ。
今の所、メニューとかから再表示する機能は無いっぽいわね。
使い方:パスワードを登録する
未登録のサイトでログインの操作をすると自動的にパスワードを保存するか尋ねるメッセージが表示されるわ。
そこで内容の確認と登録名を入力(デフォルトではページタイトルが指定されている)して「保存する」をクリックすればおk。
登録したくない場合は「キャンセル」ボタンをクリックすればいいわ。
使い方:細かい設定とか管理とか
スタートメニュー上の「パスワードマネージャー」→「パスワードマネージャーの起動」をクリックすればおk。
メイン画面が表示されてアレコレできるようになるわ。
今回は以上で終了。
細かい機能とか残念なトコロとかはまたの機会にしようかと思うわ。
ご静聴ありがとうござーしたー。
関連サイト
AppStore : iPhone、iPod touch、iPad 対応 パスワードマネージャー